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GENERAL コース 1ヶ月/ 日本人が一番嫌いな英単語は”Why”

セブ島で過ごしたこの1ヶ月は19年間生きてきた中で最も濃く、最も過ぎるのが早い1ヶ月でした。
1ヶ月という短くも長い期間で本当にたくさんのことを学ぶことができ、帰国した今、この短期留学に参加して良かったと改めて実感しています。

留学をきっかけに気づいた日本の良さ

高校生の頃に1度ホームステイを経験していたため今回の渡航自体は初めてではありませんでしたが、そのホームステイは2週間と非常に短いものだったので1ヶ月も日本を離れて外国で生活をすることは初めてでした。
まず始めに、この留学を通して私が一番に感じていることは、日本という国の素晴らしさです。
セブ島と聞けば綺麗な海に美味しい食べ物などリゾート地をイメージする人が少なからずいると思います。
私もその中の一人で、セブ島=リゾート地という概念を持っていました。
しかし実際に訪れてみると私が想像していたセブ島とは異なる点が多く、初めて知ることが数えきれないほどありました。

例えば、道路があまり舗装されておらずガタガタな道が多いこと、歩行者が渡る信号があまりないこと、野良犬や野良猫が道端に溢れかえっていること、トイレにトイレットペーパーが付いておらず便座も付いてないということもよくありました。
綺麗な大型ショッピングセンターやホテルなどはいくつかありますが、基本的に古い建物が多く並んでいます。

普段日本で生活をしているために感じることのできないありがたさに気づき、日本の衛生水準の高さや食の美味しさを再確認することができました。

ここまでの文章だけを読んでいるとフィリピンは不便で貧しそうと感じる人もいるでしょう。

では、フィリピン人は幸せではないのでしょうか。
これは私の勝手な意見ですが、その答えは「いいえ」です。

経済的に考えるともちろんフィリピンの方が劣っていますし、貧困の地域があることも事実です。衛生面的にも日本の方が明らかにきちんとしています。
しかし実際にフィリピンを訪れてみると、現地の人は優しく明るく笑顔が多く、彼らの方が幸福感を感じているのではないかと実感しました。

実際に日本は世界幸福度ランキングで62位に位置していますがフィリピンは52位です。

私は日本で生まれ育ったために今の環境に慣れ、道路が舗装されトイレが自動で流れることを当たり前と感じているだけであり、フィリピン人はフィリピンという国で生まれ育ち、その環境の中で楽しく過ごしています。
フィリピンに行ったことで科学技術や医療が発達している国が必ずしも幸せとは限らないこと、そして母国とフィリピンの両方の良さにも気づくことができました。

TOEICスコアの変化

今回の留学で学んだことはこれだけではありません。
もちろん勉強面では留学に行く前よりも英語力がついたと感じています。英語力は目に見えるものではないので実際にどのくらい伸びたのか確実には分かりませんが、現地で受けたTOEICのスコアは入学時と卒業時を比較すると120点上げることができました。
特に私が伸ばすことができたのはリスニング力です。ZA English Academyでの授業は1コマ50分で1日にグループクラス4コマ、マンツーマンクラス4コマの計8コマでした。朝7:40から授業が始まり18:00に終了します。
入学当日に受けたTOEICで自分のスコアにあった時間割が組まれ、その授業が自分に合わないと感じたらクラスを変更することもできました。
実際に私も自分に合わない授業があり、いくつか変更させてもらいました。

このように本当に自分が納得のいく環境で勉強ができるところがZAの良いところだったと思います。

グループクラスは1クラス6・7人程度で中国、台湾、韓国、モンゴルなど様々な国籍の生徒と一緒に授業を受けます。大学の授業では日本人の友達がいたり先生が日本語を理解してくれたりするので日本語を使いがちですが、現地の授業では本当に英語を英語で学ぶので楽しかったです。
もちろん楽しいことばかりではなく大変なこともたくさんありました。最初はトピックが難しく全くついていけない授業もありましたし、前に出てプレゼンテーションをするにも物凄い緊張を感じ、授業に行きたくない日もありました。
また、特にグループクラスでは自分の意見を述べる力が求められます。自分が意見を述べたらそのあとに必ず”Why”をつけなければならないし、先生からも頻繁に”Why”と聞かれます。自分の意見を発言することはそう簡単ではないうえに、それを英語で言わなければいけないという難しさに何度も直面しました。大学の授業で先生が「日本人の生徒が一番嫌いな英単語は”Why”だ」と言っていた理由がよく分かった気がします。

マンツーマンクラスでは主に単語やグラマー、スピーキングなどを学びました。50分がこんなに早く過ぎるのは初めてというくらい楽しく、とても充実していました。
最初は分からない単語があったり、先生の話す英語が聞き取れなかったりしましたが、親身になって真剣に英語を教えてくれる先生と何回も授業を受けていくうちにだんだん慣れていき、辞書を使って意味を理解したり、間違うことを恐れずに自分の思っていることを言葉にすることができました。教科書を使うだけではなく週末のアクティビティーや自分のことを話したり、先生の話を聞いたり、素朴な疑問を質問したり、宗教や日本とフィリピンの文化の違いなどについてたくさんの意見を交換し合いました。もちろん教科書から学ぶ英語も大切ですが、私はこのように教科書に書かれていないことについて話し合った時間が何よりも楽しくて何よりも勉強になりました。そしてこれがリスニング力を向上させることができた要因の一つだと考えています。

この留学で学んだこと

勉強だけではなく週末には朝3時に出発しオスロブ島でジンベイザメと泳いだり、ボホール島のチョコレートヒルズを登ったりいろいろな場所に行きました。スミロン島で入った海は私が今まで見た中で一番綺麗な海でした。セブ島の大自然に触れることができてとても楽しかったです。
今回の短期留学では言葉ではうまく言い表せないほどの素晴らしい経験ができ、ここには書ききれないほどの多くの人との出会いがありました。たくさんの経験と良い出会いがあったこと、そしてなにより今世界中で感染拡大が広まっているコロナウイルスの影響を受けることなく、きちんと勉強をして無事に日本に帰国できたこと、本当に運がよかったと思っています。
私が今回この留学を決めたときのように、やろうと思ったらすぐ行動に移すこと、間違えを恐れずにチャレンジすること、何事もポジティブに考えること、
そして人との出会いを大切にすること。このセブ島で学んだことを忘れずに目標に向かって進んでいきたいです。

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