絶対に成功させたい!?新築住宅のポイントなどについて分かりやすく解説

このサイトでは、絶対に成功させたい新築住宅の購入のポイントなどについて分かりやすく解説しています。
一般的な選び方の知識は多くの人が様々なところで得ることができるため、その基本知識を持っていることが多いのですが、このサイトではさらに、第一種低層住居専用地域に建てると日当たりの確保が実現できる理由や、建てる前に知っておきたい隣地からの距離など一般の人でも知っておきたい専門的な知識も網羅していることがポイントです。

絶対に成功させたい!?新築住宅のポイントなどについて分かりやすく解説

新築住宅は自分の希望をしっかりと伝えれば工務店などに任せておけば良いと考えている人が多いのですが、実際には任せたままにしてしまうと最後に納得できない状況となってしまうことが少なくありません。
そのため専門知識も踏まえて自分自身の希望をしっかりと伝えておくことが重要となります。
新築住宅はローン等を調整し欲しい住宅を購入すればそれで終わりと考えている人も多いのですが、成功させるためにはさらに一歩進んで様々な知識を得ていくことが大切です。

新築住宅の依頼先は大きく分けるとハウスメーカーと工務店の2つ

新築住宅は大きく分けてハウスメーカーと工務店の2つの依頼先があります。
ハウスメーカーは対応エリアが大変広く、全国に展開していることが多いのに対して、工務店は地域密着型であり、新築住宅を建てる範囲が限定的です。
またハウスメーカーは大手企業であることから、大量に最新設備を購入することができ価格を抑えることができるほか、施工精度も安定しているので同一品質にすることができます。
工期も短く近年では半年もたたないうちに新築住宅が完成することも多くなっています。
工務店は一つ一つの住宅に力を注ぐので工期は意外と長く、さらに担当した大工によって施工精度が異なってきます。
施工精度を上げるにはたくさんの住宅を建てている工務店が良く、選ぶ際には見極めが重要になりますし、倒産リスクはないかも同時に確認する必要があります。
ですが設計においては一から考えてくれるため自由度が高く、その地域に合った仕様の家を建てることが可能です。

工務店の新築住宅はフルオーダー方式の注文住宅が実現

工務店では地域に密着した小規模な営業を展開していることが多く、大手のハウスメーカーなどと異なり、新築住宅を建てるための資材や建材などを大量生産していることはありません。
そのため、依頼者ごとの要望や理想に合わせた発注を行うことができるため、白紙の状態から設計や仕様などを決めていくことができるフルオーダー方式の新築住宅にも柔軟に対応できます。
例えば、部屋ごとに建築資材を変えたり、特注品などを使ったこだわりの家造りをすることもでき、個性的でオリジナルティあふれる新築住宅を実現することも可能です。
工務店では、他社との差別化を図るための独自性をアピールしたり、地域の環境に合わせた設計などを行っている所も多いため、自分が土地を購入するエリアの中で比較検討するのもよいでしょう。
工務店でのフルオーダー方式の新築住宅を成功させるためには、見かけやデザインのことだけではなく、実際に施工を担当する職人の腕などもしっかりと見極めた上で、安全性や機能性にも目を向けて選ぶことが大切です。

ハウスメーカーの新築住宅はローコスト住宅の選択肢もある

近年はコロナ禍や世界の情勢の影響もあって木材の価格が上昇していることもあって、新築住宅を建てる際のコストが上昇しています。
マイホームを検討しているけれどコスト面でなかなか手が出ないと言っている方、そんなご家庭であれば新築住宅にローコスト住宅を検討されることをお勧めします。
一般的な住宅価格よりも低価格で提供されているため、予算が限られている方に人気の住宅です。
品質において特に問題ない低価格な建材を大量仕入れすることで材料費を抑えることでコスト削減が実現できています。
また、できるだけ工場のライン生産を行うことで現場での人件費を削減することができることも大きいです。
着工から完工するまでの工期も一般的な注文住宅ですと6か月以上は最低かかるものですが、およそ3か月ほどの工期で建てることができるため、工期ができるだけ短い方が良いといった方にもお勧めと言えるでしょう。
コストが抑えられるため、グレードの高い住宅設備やオプションを追加するのも容易になるとも言えます。

新築住宅を建てるときに関係する建ぺい率や容積率は用途地域で異なる

新築住宅を建てる際にはその土地の建ぺい率や容積率に十分に注意をすることが重要ですが、これはその土地が直する用途地域によって異なるため、実際にはその都度確認を行ってから行うことが重要です。
一般に建ぺい率は土地の中で建物を建てることができる面積の割合であり、また容積率は土地に対して建物の総容積の割合となることから、それ以上のものが認められないため、設計段階で十分に確認をしておかないと様々なトラブルを発生させることになります。
新築住宅を購入する際に注意しなければならないのは、建て替え等の際に古い住宅の面積と同じにすると、実際の割合を上回ってしまうことになる場合もあるため注意が必要になることです。
これらの割合は用途地域の見直しとともに見直されていることもあるため、古い住宅を建てた場合と異なっていることも少なくありません。
この点にも十分に注意を行った上で、最新の情報をもとに新築住宅の設計を行うことが重要です。

新築住宅の骨組みを構造と呼び材質により分類される

新築住宅の情報を見るときにはまず構造を見る必要があります。
なぜなら骨組みから、その住宅のおおよその性能を計り知ることができるからです。
構造にはさまざまなものがありますが、大きな分類においては、使っている骨組みに材質で分けられます。
まずもっともよく見かけるのは木造です。
およそ10センチ角の材料で骨組みを作るのが、木造軸組工法です。
近年は接合部に金物を多く使ったり、筋交いや耐力壁で耐震性能を高めています。
他の木造としてツーバイフォーがあります。
これは木の角材と合板でパネルを作り、それを組み合わせるものです。
木造軸組工法より耐震性能が高い傾向がありますが、増改築が難しいです。
鉄で骨組みを作るのが鉄骨造です。
鉄骨のタイプから軽量鉄骨と重量鉄骨に分けられ、後者のほうが堅牢性に優れています。
鉄筋コンクリートの壁や天井で全体を支えるのが鉄筋コンクリート造です。
一般の新築住宅には工場生産のパネルを組み合わせる、プレキャストコンクリート造も使われます。

工法は新築住宅を建てる方法で軸組と壁式の2種類がある

新築住宅を建てる上で用いられる工法は、軸組と壁式の2種類です。
軸組は日本古来よりある方法であり、柱と梁の2つで補強しつつ骨組みを築き上げていく手法です。
在来工法とも呼ばれており、日本の気候・風土にマッチしています。
なお木材の接合部に関しては、加工して補助金物を使って接合する仕組みです。
補強をせずに組み木の状態で接合する、より伝統的な手法も存在します。
一方で壁式、またの名をツーバイフォーと呼ばれる方式は壁の状態で組み上げていく手法です。
2インチと4インチの木材を用いて、パネルを組み上げたのち築き上げていきます。
北米から伝わった方法であり、新築住宅で北米テイストで建設したい場合に有効な方法です。
接合部には釘・接着剤を用いて、使用する角材・パネルのサイズが定まっているため短い工期で建設できるのが特徴です。
軸組と異なる点は、北米の気候・風土に合った手法である点となっています。
一階を組んだあとに二階を組んで、その後に屋根を組み立てる方式です。

工法や構造は新築住宅の依頼先ごとに得意領域がある

新築住宅の工法や構造は、それぞれの業者が担当している得意領域が存在します。
実際に、ハウスメーカーの中には独自性の強い工法を取り入れることによって他の店舗と差別化を図っているところも少なくありません。
このような、新築住宅に関する工法や構造の違いは、日本の建築基準とも大きく関連しています。
元々、日本は災害大国であるため不測の事態に備えるための強固な住宅設計を行わなくてはいけません。
その中でも、木造や鉄骨、あるいは鉄筋と様々な形で構造が存在して、それぞれの分野で得意としているところは集中的に力を入れている部分は異なります。
例えば、木造建築を主としてサービスを提供しているところでは、耐震性をより向上させるために新築住宅の構造を一体的に捉えて衝撃を吸収しやすいようにしているところも存在します。
また、火災を防止したり遮音性を向上したりなどそれぞれのクライアントが求める要望に応えるために特定領域に特化した建設ができるので、まずはその依頼先がどういったことを得意としているのかを確認することが大切です。

新築住宅でこだわりたい収納はスペースの広さだけでなく生活動線も考慮

新築住宅を建てる時には、生活動線のことも考えた場所に適切な広さの収納スペースを作るのがおすすめです。
住宅の収納スペースには、納戸や押し入れ、ウォークインクローゼットなどがありますが、快適な生活を送りたいならこれらのスペースはこだわって作っておくのが良いでしょう。
物が多い家だと、クローゼットなどは十分な広さを確保したい所ですが、更に生活動線も考えた上で間取りを決めるとスムーズな暮らしが送れると考えられます。
例えば、食料品や水などの買い置きをしまっておくパントリーは、キッチンから近い場所に作っておいた方が家事がしやすいはずです。
他には玄関の横に土足で入れる大容量の納戸を作ると、家族全員分の靴をはじめ、傘やベビーカーなどをすっきりと片づけることが可能になり、出かける時にも持ち出しやすいというメリットが得られます。
新築住宅で間取りのプランを作る時は、実際に生活をする時の動線を想像しながら物を入れるスペースの位置を決めると、ストレスを感じずに暮らせる家ができるのではないでしょうか。

新築住宅に設置する窓は西日などのことも考えて位置や大きさを検討

新築住宅を建てる際に気を付けておきたいのが窓の位置です。
例えばリビングダイニングを設計する場合は、家族全員が集まるメインの部屋となりますから、できるだけ明るく居心地の良い場所を作ることが大切です。
大きな掃き出し窓を作ることで明るい部屋を演出することができますし、網戸にすれば風通しも良いために換気などにもおすすめです。
また、一番気を付けたいのは西日の窓です。
できるだけ日の当たる温かい部屋が良いと考える方も多いのではないでしょうか。
もちろん、日当たりの良い窓は明るく開放的に見えますので南側などに作るのは、大変良いことですが、西日は一日のうちで最も強い日差しが当たります。
太陽の光は沈む前に最も強く感じられると言われているためです。
西側に窓を作ってしまうと、お昼過ぎから日没まで強い日差しが差し込むため、室内の温度が上がりやすくなります。
そのため、新築住宅を建てる際に西側の窓の設置はおすすめしません。
作る場合も小さ目の窓で採光を確保するくらいがおすすめです。

新築住宅のメンテナンスはどのくらいの頻度がいいか

新築住宅のメンテナンスは、その建物の耐久性や材料、気候条件によって異なります。
一般的に言えることは、定期的なメンテが重要です。新築後、最初の1年は特に注意が必要です。
最初の1年目でのメンテナンスは、建物が定着し、材料の収縮や膨張が起こる可能性があるためです。
新築住宅のメンテスケジュールを考える際には、以下のポイントに留意することが重要です。
外壁と屋根の点検ですが、外壁や屋根の傷みやひび割れを確認し必要なら修復します。これは雨漏りを防ぐために重要です。
配管と給排水の点検ですが水漏れや詰まりを防ぐために、定期的な点検と清掃が必要です。
電気設備の点検は電気系統の安全性を確保するために、定期的な点検と配線のチェックが必要です。
内部のチェックですが壁や天井のクラック、床の傷みなどを確認し必要に応じて修復します。
新築住宅のメンテは、年に1回以上の頻度で行うことが一般的です。特に冷暖房システムや給湯設備の点検は季節ごとに行うことがおすすめです。
また、地域の気候条件に応じて、屋外の木造部分や庭の管理にも注意を払うことが重要です。

新築住宅を建てる際に必ず耐震性を考慮に入れる

新築住宅を建てることが出来るというのはとてもうれしいものです。家族でモデルハウスに出向いたり住宅雑誌などを参考にして、住みたい家のスタイルや大きさや間取りなどを考えて夢を膨らませるものです。
しかし、新築住宅を建てるあるいは購入する際には必ずすべきことがあります。
それは、耐震性能です。日本は地震が多く発生する国ですし、今後近いうちに南海トラフと巨大地震が起きると予測されています。
いつ起きるかわかりませんし、地震の規模や被害状況などもわかりませんが、それでも阪神淡路大震災や東日本大震災よりもはるかに大規模なものになり、恐ろしい被害が発生するといわれています。
ですから自分と家族の命を守るためには、新築住宅は耐震性能を重視することはかなり重要です。
地震に強い家を作っているハウスメーカーや工務店に依頼することで、安心できる新築住宅が実現します。コストは少しかかってしまいますがそれでも命には代えることが出来ません。

3階建ての新築住宅を建てたい人にアドバイス

土地が狭かったり変形しているけれど、憧れの新築住宅を建てたい人が多いのではないでしょうか。
土地が広くても高さを出すことで部屋の数を増やしたり、収納スペースを増やすことができます。
3階建ての新築住宅は屋上にベランダを設置したり、一階をガレージにすることで車や倉庫などを設置したり、洗濯物を干せるので便利です。
都心などは土地の値段が高いため、狭い土地しか買えなかった人が多いのではないでしょうか。
狭小住宅の施工を行っているハウスメーカー、工務店に依頼することで3階建ての家を建てることができます。
土地が狭い場合は壁を取り除いたり、床下に収納庫を作ることで圧迫感を感じにくく、家をすっきりと見せることが可能です。
新築住宅に高さを出すことで3人から4人のファミリー向けの、家を建てることができます。
耐久性、耐震性、気密性の高い壁材、外壁塗料などを選ぶことで、家の寿命を延ばしたり、外観を美しく保てるようになります。

新築住宅購入時には被災時に適切な補償を受けられるように損害保険に加入を

新築住宅を購入したときに、損害保険に加入することは非常に重要なことです。地震や津波、台風などの自然災害に襲われたり、自動車や航空機が事故を起こしたりして住み始めた新築住宅が損傷すると、元の状態に戻すために多額の費用が必要となります。
通常は復旧費用は全て持ち主自身が支払わなければなりませんが、損害保険に加入して保険料を支払っていれば、被害の程度に応じた補償が受けられるようになり、復旧費用にあてることで自己負担はなくなるか、大幅に減らすことができます。
損害保険に加入する際には、自身をとりまく状況を把握した上で、カバーしておきたい範囲を決める必要があります。
損害保険の中には、家財が盗難にあった場合や、テロやデモの暴徒化による破壊行為で損壊した場合も保険金の支払いを受けられるものがありますが、いたずらに補償の範囲を広くすると毎回支払う保険料が高くなり、家計への影響が大きくなってしまいます。
損保会社の担当者やプランナーなど、知識が豊富な人とよく相談しながら契約内容を決めていきましょう。

新築住宅の購入ならデザイン性を重視できる注文住宅にしよう

ほとんどの方に理想と言える自分が一番望む家のイメージ像というものがあると思いますが、そのイメージを完璧に再現することができるのが注文住宅の一番魅力的なところになるので、これから本格的に新築住宅の購入を考えている方はぜひ注文住宅の依頼をしてみることをおすすめします。
新築住宅の購入に注文住宅を選ぶことで得られる大きなメリットに関しては、自分らしいデザインを追究して妥協しない見た目の再現をしていける点になるでしょう。
間取りや家具の配置を意識した部屋のサイズや形まで自由自在に決めていくことができますし、天井を高くて風通しの良い吹き抜けを作ったり、壁を防音性の高いものにして耐震性まで兼ね備えることも容易にできてしまいます。
また、バルコニーの設置など空いたスペースを有効活用した素敵なオシャレ空間に仕上げていくことも簡単にできるので、これから家の購入を本格的に考えている方は、ぜひ新築住宅にデザイン性の高い注文住宅を選んでみましょう。

著者:大串三千男

筆者プロフィール

熊本県熊本市生まれ。
長年ハウスメーカーに営業として勤務。
自分の経験から新築住宅購入のポイントをまとめました。
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